今回は総合格闘家として活躍する青木真也さんの本「ストロング本能」をご紹介いたします。
本作はこれからの新時代を生き抜く上でのヒントが数多く紹介されていました。
格闘家のかたはもちろん、一般の方でも、日頃の考え方や、行動の仕方などを学べる内容となっています!
テーマは多岐に渡っているので個人的に気になった部分をピックアップしてご紹介していきます。
目次
本作をおすすめする人、しない人
まずはじめに、個人的に本作をおすすめする人、しない人を列挙してみます。
本作はハウツー本というより、日頃からの考え方や立ち振る舞い、仕事観などに対してのどちらかというと抽象的なアドバイスの方が多いと感じます。
なので、正直青木さんの主張全てが正しいとは思いませんでしたが、そこは価値観だと思いますので、自分の気になる部分を深読みするのがよいのかなと感じます。
その上で、個人的になりますが、本作をおすすめする人とおすすめしない人を箇条書きでご紹介したいと思います。
おすすめする人
- ホリエモン系の本が好きな人
- これからの生き方に迷いがあったり、現代の波についていけていない自負がある人
- フリーランス(特に格闘技の)に興味がある人
おすすめしない人
- フリーランスに興味がない人
- 会社第一主義な人
- 副業とかこれからの働き方、生き方に興味がない人
- すでに我が道をいっている人
- この本から手取り足取り何かを学ぼうと思ったいる人
ざっと挙げてみました。
下記からは実際の本の内容と照らし合わせていくつかご紹介いたします。
青木真也勝利者インタビューから学ぶ 自由に生きる権利
青木選手がフォラヤンに一本勝ちでおさめた両国大会の勝利者インタビューで下記のように述べています!

「35歳になって好きなことやって、家庭壊して一人ぼっちで羨ましいだろう? 俺はこうやってな、明日もコツコツ生きていくんだよ! みんな俺たちはファミリーだって言うから、みんな頼むぞ、『俺たちはファミリーだ!』(会場のファンもコール)。 ケツにGOって書いてあるけど、明日もGOだ!」
画像引用:青木真也.jpg – ゴング格闘技
文言引用:【ONE】青木がフォラヤンに一本勝ちで王座奪還!
他の選手には真似することのできない、味のある勝利インタビュー。
ストロング本能を読んだことで、こちらの言動にも青木さんなりの考えがあることがわかったのでご紹介します。

厳密には「国民的ヒーロー」になっていくと、言いたいことが言えなくなり、自分じゃなくなっていく。それがこわい。

他にも有名になることで失うものが大きい。何よりも、自分の人生を懸けて表現したいことを優先したい。
「とにかく有名になりたい」と思っている人もいるかと思いますが、もっと冷静に考えて「自分はどのくらいのことがしたいのか」「どのくらい有名になりたいのか」「どのくらいお金持ちになるのか」の明確な数値目標を設定しないと辛い状態になるというのが青木さんの意見です。
ホリエモン的思考な本作
青木さんはこれから、普通に勉強しても、賢い人に競り負けてしまい、「堀江貴文コピー」みたいになってしまうと述べています。(P.199)
僕も堀江さんの本は何冊か読んだことがあるのですが、おそらく青木さんはホリエモンの本を数多く読まれているような気がします。
読んでいて、どことなくホリエモンの面影があるなぁと感じがしました(笑)
今回、テーマが本能ということで、働き方、人間関係、仕事、生き方など、これからの新時代を生きていく上でのヒントとなるようなことを幅広く伝えていただけた内容だと個人的には感じました。
我慢はしない 好きに生きる
青木さんは元警察官として働いていた時に、「やっぱり格闘技をやりたい」と思ったそうです。

やりたいことは、暗闇のなかで、もがいているときにこそ発見できる。
やりたいことを探すよりも、「やりたくないことを捨てる」という考え方をする。
逆転の発想ですね!
誰もが一度は考えたことがあるであろう問題「やりたいことが見つからない」
それでも生きるために働かなければなりません。
ただそれがやりたくないことであるならば、とりあえず辞めてしまっていいといいます。
会社を辞めた人も、ネットで炎上した人も、世の中にはいっぱいいます。
自分たちが思っているほど、それらは特別なことじゃないし、みんなあなたに注目していない。
だからもっと「好きに生きていいのです」。
余計なことを言ってくるやつには「うるせぇばか」の精神
現代は価値観が多様化していて、他人の意見もSNSなどでいろいろと入ってきます。
そこで、余計なことを言ってくるやつには「うるせぇばか」の精神です。
まずは自分という存在を大切にすることと言っています。
格闘代理戦争で青木さんに指導いただいた古瀬美月さんもTwitterで長文の批判気味な意見に対して「うるせぇばか」と言っているシーンがありましたが、こちらのツイート結構伸びていたのが印象的でした(笑)
(ツイート探してみましたが見つけられませんでした。。分かる方いらっしゃいましたら教えてください。)
上手に「うるせぇばか」の精神を使えるようになりたいものですね、!
終わりに
最近ではフリーランスという言葉も業界によって定着してきつつあったりと、私自身、働き方に関して考えるようになってきました。
格闘家の方でフリーランスとして活動されている人もちらほらいそうですが、青木さんのように自ら発信されている方はあまりいなかったので、とても有益な本と言えるのではないでしょうか。
格闘家以外の方にも、おすすめできる本となっているので、気になる方いましたらチェックしてみてください!
ありがとうございました!!
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